犬のサプリメントなら高濃度・天然成分の「わんサプリ」

受付:平日11:00~17:00(祝祭日除く)
☎03-4405-7013

犬の血管腫

犬の血管腫はこんな病気(わんちゃんの状態)

細い血管が絡み合って出来た腫瘍状の塊で、血豆のような病変が見られる事が多いです。
先天的な要素が強いと見られており、全身の血管が存在するいたる所で発症します。
発症部位により症状は異なりますが、咳や呼吸困難、食欲不振等様々な症状が現れます。
この病の悪性型の『血管肉腫』は血管を囲む柔らかい皮下組織から筋層に生じるガンの一種です。脾臓や心臓、肝臓のほか皮下組織や皮膚に影響を与えます。
血管肉腫が発症するのは平均9~10歳の犬で、比較的オスの方が発症率が高いです。
ガン細胞は血管を通して急速に広がり、脳を含む全身の臓器の機能に影響を及ぼして行きます。
皮下組織や筋層に現れる悪性の血管肉腫だけではなく、全身の血管周りに現れる血管腫の悪性化という発症例もあるのでどちらにも注意が必要です。
血管腫・血管肉腫共に脾臓にも発症し、脾臓が大きくなる事で腹部が圧迫されて苦しむ事もあります。

犬の血管腫の治し方

血管肉腫の転移は急速なので、外科手術により腫瘍の切除が必要となります。
広範囲な切除が必要となった場合には、手術後に化学療法をすすめられる事もあります。
血管腫・血管肉腫共に脾臓にも発症します。その場合は脾臓を摘出し、検査で悪性と分かった場合は化学療法を要します。

犬の病気 - 癌・腫瘍など

ページのTOPへ